2009年11月7日土曜日

【設定】A&Wファイヤーアームズ

アヴィアント・アンド・ウォルセット・ファイヤーアームズ(A&W)

提供: フリー百科事典『ヴァレペディア(Varepedia)』


アヴィアント・アンド・ウォルセット・ファイヤーアームズ、通称A&Wはゲオルギー・アヴィアントと・オーガスタス・ウォルセットが設立したヴァリニール最大規模の銃器メーカー。

創業当初は旧式火器の近代化等の所謂「セカンドパーティー」的な業務を主に展開していたが、G.R.S(グロースニク・レイル・システム)の開発を皮切りに本格的な銃器開発・販売を開始した。

◆歴史

介入戦争が本格的に激化したV.C.22年、ヴァリニリア人のゲオルギー・アヴィアントが旧アムリヤスクの銃器技師を迎え「アヴィアント・ピースメーカー」を設立。AB-68等の旧式火器の改造と弾薬の供給を行い堅実に業績を伸ばす。

一転、介入戦争が終結すると需要は激減。企業存続の窮地に立たされるも、アヴィアントは当時国交が開設された合同王国から当時無名であったオーガスタス・ウォルセットを含む8人の開発技師を招聘。業務の伸張に乗り出す。

V.C.28年、ウォルセットを中心にG.R.Sを開発し、低迷を続けていた改造業務が好転。更にVAB-68Eがヴァリニール地上軍の制式採用突撃銃に採用され、一躍ヴァリニール銃器産業のトップに躍り出る。

V.C.31年、アヴィアントが経理を、ウォルセットが企画開発をそれぞれ受け持つA&W体制が完成。現在に至る。

◆製品

高い経済性、拡張性を特徴とし、予算の都合上用途別に火器を揃える事が難しい警察組織や、新興国の国防組織の高い人気を誇る。

最近ではバーラジア戦役で少数のAasr対物ライフルが北バーラジア武装勢力によって運用された事が確認されている等、安価故にヴァレフォール各地の紛争地帯でA&Wの火器を目にする事となるだろう。

メディア作品等への露出も多く、銃器の知識に乏しい女性や子供の知名度も高い。


・VAB-68E

共産圏を中心とした世界中の国軍で使用され、現在もおびただしい数が紛争地帯で使用されるAB-68を国内仕様に改良した突撃銃。

G.R.Sを本格的に搭載した初の突撃銃であり、システムの有用性を証明した点で社史に残る銃。

地上軍制式採用突撃銃としては徐々に更新が進んでいるが、現在もその堅牢性から海軍歩兵隊が第一線で使用している。

・Griffen

統合歩兵戦闘システムの名で売り込まれているA&Wの最新突撃銃。G.R.Sとモジュール方式の採用によりPDW、LMG、DMR等の多彩な形態に換装が可能。

旧式化の進むVAB-68Eの後継として採用され、機械化歩兵部隊を中心に更新が始まっているが、突撃銃としては非常に高価な為、そのペースは遅々として加速していないのが現状だ。

・Aasr

現在A&Wが製造販売を行っている唯一の対物狙撃ライフル。L1・L2はボルトアクション式、L3はセミオート式。対物狙撃銃としては小型・軽量だが1100mの有効射程と軽装甲車の正面装甲を支障なく貫通する破壊力を有する。精度の面では他国の物より一歩劣る。

長射程、高精度な合衆国SilverStorm製の物に国内需要はほぼ独占されるが、そのコストの低さから中小国からの人気は高い。


0 件のコメント:

コメントを投稿