2009年11月27日金曜日

ヴァリニール日報第12号

◆ウィルドスカヤ・アーコロジー完成。完全完結都市に関係者賞賛

今日、かねてから建設が進められていたウィルドスカヤ・アーコロジーの完成式典が執り行われた。式典にはドルグシキン内務大臣などの高級官僚も出席。

ウィルドスカヤ・アーコロジーはウィルドスカヤ計画の核となる物であり、チャールズ・エセルバート氏の提唱する「都市の圧縮と立体化による環境維持」を設計構想に練りこまれた自己完結都市である。

エセルバート氏は「私の理論が海を越えディルタニアで結実するとは思いませんでした。」と挨拶で語った。

この成功裏に区切りを付けた一大事業はヴァリニールの発展、フェイルディラシア=ディルタニア間の交流、新たな都市観の象徴となるだろう。

今後このような完結都市の建設に予算が投下されるかは未定だが、内務省は「前向きに検討する」としている。


◆昇陽帝国の外交使節団・留学生を受け入れ

昇陽帝国からの外交使節団・留学生が先日25日、レニエフ国際空港に到着した。

政府は記者会見で「国際社会の一員として彼国の留学生を受け入れる事が出来る事を大変名誉に思う。」と表明。

現在留学生は国内の技術水準の調査の為、各部門の施設を回っている。

また、昇陽帝国との国交開設に伴いAvtoKeNR等の企業が進出。昇陽市場に名乗りを挙げている。


◆Reig-27の本格配備始まる。大型汎用戦闘機の策定も

ヴァリニール共和国空軍の新型軽制空戦闘機として制式に採用されたReig-27の第1ロットが空軍に納入された事が先日明らかになった。

今回納入されたReig-27は西部エレオノリュト空軍基地に配備され、現在第3航空隊による慣熟が開始されている。

取材に応じてくれた軍関係者は「VF-4の重さが嘘のようだ。素直に操縦できるいい戦闘機だよ。」と語る一方「VFのようなタフな運用はできないだろう」との声が挙がっている。


◆その他のヘッドライン

・マサイの風なる民族組織が会議場に乱入

・ヤード・エンスランドの確執浮き彫りに。ヤード共和国の尚海機構加盟にエンスランド物申す

・慈善活動家のリューシャ・ワシーリエビッチ談話、「子供達に歯牙を向ける極悪人に罰を」

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