2009年9月13日日曜日

ヴァリニール共和国の軍事~突撃銃・汎用車両~

・VAB-68E

共産圏を中心とした世界中の国軍・紛争地帯で使用されるAB-68を国内仕様に改良した、ヴァリニール地上軍制式採用突撃銃。

激しいマズルジャンプの原因となっていた曲銃床を廃止し折りたたみ式のストックを採用する他、グロースニク・レイル・システム(G.R.S)を搭載し、各種光学照準機・バイポッド・Rv-193グレネードランチャー等を装備可能となった。オリジナルの信頼性は若干損なわれてしまったが、自由主義諸国の小銃にも劣らない精度、拡張性を獲得することに成功した。




・VAMHC

AvtoKeNR社製の汎用四輪駆動車。ヴァンハックの愛称で知られる。

介入戦争において、寒冷地での信頼性の高いディルタニア連邦製小型四輪駆動車を駆使し勝利を掴んだヴァリニール自由政府であったが、安価ゆえに耐弾性や積載量に乏しく、軍上層部は戦中から新型汎用車両開発の必要性を痛感していた。

V.C.29年、AvtoKeNRが試作車を製造する事で決定。これが採用され、30年から本格的な生産を開始した。先代の高い耐久性を継承しつつ、装甲防御力、積載量を付与したため、車体重量は大幅に増加したが、6.3Lディーゼルエンジンの搭載により良好な走破性も維持している。重機関銃や自動擲弾発射器等、様々な火器をターレットリングに搭載可能であり、ガルトニク対戦車ミサイル搭載型であるVAMHC-tmcは有効なアウトレンジ対戦車戦力に乏しいヴァリニール地上軍の貴重な対戦車戦力として稼働している。

リルバーン帝国、神州民国、ルード・ヴァズニスク統一連合に少数が輸出され、民生仕様車はウィルバー合衆国、ミッテラント王国等、友好国を中心に良好なセールスを記録しているとのこと。

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