2009年9月6日日曜日

ヴァリニール日報第3号

◆ウィルバー合衆国との友好条約を締結
今日、共和国外交部はウィルバー合衆国と友好条約を締結した事を発表した。
これにより外資企業向けの法整備、環境整備が加速すると思われるが、いわゆる「二つのヴァリニール問題」が諸外国の投資筋を勇み足にしていることは否定できない。
ブチェンコフ首相は「我々はこの問題を冷静に解消したいと考えている。我々とディルタニア連邦構成国は互いを国家と認めておらず、会話すら難しいというのが現状であるが、我々には愚かな選択肢しか残されていない訳ではない。」と記者に話した。
専門筋は、「現在の外交姿勢はヴァリニールの国情を顕著に表していると思う。やっと復興に目途が立った手前、ここでなんのアクションも起こさずディ連との戦争に踏み切るのはあまりにも稚拙すぎるだろう。だが、我々が二つのヴァリニール問題で2年前に勝ち取った独立を脅かされているのは確かであり、国民も最終的な解決を軍事力に求めるやも知れない。」とコメントしている。

◆リルバーン帝国、リルバーン共和国からの亡命者20数万人を保護
リルバーン帝国は今日、リルバーン共和国からの亡命者20数万人を保護した事を発表した。
リルバーン共和国は広大なディルタニア連邦軍の軍事用地を抱え、その経済的負担は一般民衆に皺寄せされている事が予想される。
共和国政府は帝国に対し、亡命者のための支援物資を提供したいと申し出たとの事。

◆神州民国との防共協定締結
今日、首都レニエフにて神州民国との防共協定が調印された。
これにより、我が国は神州民国を全神州における唯一の合法政府として、神州民国は我が国をヴァリニール地域における唯一の合法政府としてそれぞれ承認し、ディルタニア連邦との諸問題に協力してあたる事に同意がなされた。
現在神州人民共和国では軍閥による群雄割拠状態に陥り、国家としての機能を失いつつあるとの事。

◆その他のヘッドライン

・バーラシア共和国、反体制派を大量逮捕

・ファーレラントとの国交樹立

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